GWはNYRFの全世界配信を繰り返し再生して過ごした。
大晦日、神田明神ホールで目撃したJ-REXXXの登場は鮮烈で、夜ヒットに初めて登場したブルーハーツ、ヒロトを彷彿させた。
セックスピストルズ、シド・ヴィシャスの系譜に連なる何か。
禍々しさ、人の目を引く狂気の燦めき、常人ではない何か。
GWは昨年に引き続き緊急事態宣言中で映画館もクローズになった。ギリギリのタイミングで「戦場のメリークリスマス」を新宿武蔵野館で観た。
ロックスターで彩られた戦場の恋愛映画は、日本軍の最上官に内田裕也を起用し、画面は狂気の燦めきを切り取っていた。
なるほど、わが国ではシド・ヴィシャスのはるか以前に内田裕也を拝していたのか。
○NYRF配信 2021年5月31日まで配信延長 2500円